プラモ作ろう ~ フラットベース

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プラモ作ろう ~ エアブラシ実践 サーフェーサー
前回ある日友人から電話がかかってきました。 友「ブログみたぞ。友達にガンプラプレゼントしたらしいやん。俺も欲しい。くれ。」 私「まかしとき。何がええ?」 友「そうやな、ギャ」 私「ギャンは駄目。前に作った。同じ理由で、ザク...

塗料に混ぜるタイプのつや消し材をフラットベースといいます。非常に小さい粒子が入っていて、その粒子が光を乱反射するため、つやが消えるって寸法です。

光沢の塗料をつや消しにするには30%弱、半光沢にするには10%くらい混ぜてよーくかき混ぜます。フラットベースは粘度が高いので、ダマになりやすいのです。また、30%を超えると塗料が白く濁ってきます。30%は厳守です。また、古いフラットベースは溶剤が揮発してゲル状になっていることがあります。こんなもんを30%もいれたら粉ふきます。ほんのちょっとづつ溶かして確かめるか、諦めて新しいのを買いましょう。今回は溶剤がほとんどとんでいたフラットベースが残っていたのを無理やり使いました。


右のスプーンが光沢のままのものです。色の感じが全く違いますね。単につやが消えるだけでなく、質感もかわります。この2枚を見てください。

実はこれ同じ色です。1枚目は半光沢、2枚目はフラットベースを混ぜてつや消しにしたものです。塗装でシートの柔らかさの表現ができています。
このように、フラットベースは実は使い方が難しいです。つやを消したかっただけなのに、イメージ通りにいかなかったってこともよくあります。塗装前に試し塗りをしておいたほうがいいでしょう。クレオス純正のブラックとフラットブラックでも質感は大きく変わります。うまくいかなかったときは、イメージを再構築する必要があります。おそらくですが、つや消しトップコートでも質感は変わってしまうでしょう。良くも悪くも。
もう1点。基本、つや消し塗装の場合はスミ入れはできません。フラットベースの粒子が、スミが流れるのを止めてにじんでしまうのです。対策は、つや有で塗装してスミ入れ、そして用心深くつや消しトップコートを吹く、ことくらいでしょうか。ただ、スミは基本エナメル塗料ですので、その上にラッカー、水性のトップコートを吹くとスミが流れてしまう場合が考えられます。が、ググってみたら問題ないそうです。なんでだろ?

今回のモンザレッドはイメージ通りちょっとくすんだ赤になってくれました。塗料がちょっと濃かったのか、2回塗りで仕上がりました。あと、つや消しはつや有りに比べてむらが出にくいです。そういった意味では楽でしたね。

補足:フラットベースを多く入れすぎると塗料が弱くなりはがれやすくなります。ガンプラのように可動して擦れる部位があるものを塗装する際には注意が必要です。いやほんと。せっかくきれいに塗装できたのに完成したあと、はがれをみつけたときはもうがっくりです。いやほんと。

次回

プラモ作ろう ~ エアブラシ本塗装
前回まあ、前回のモンザレッドも本塗装なんですが。 まずは内部メカから。同じ色はできるだけいっぺんに塗りたいんですが、塗装ベースがいっぱいなのでできるとこまで。内部メカはニュートラルグレー7、ミッドナイトブル...

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