プラモ作ろう ~ エアブラシ実践 サーフェーサー

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プラモ作ろう ~ エアブラシのすすめ
2回にわたってプラモデル作成の記事を書きましたが、いかがだったでしょうか。これでプラモデルを趣味のひとつに加えてもいいかな?と思ってくれた方がいれば嬉しいです。さて、久しぶりに筆塗りで作成しましたがやっぱエアブラシは必要だわ。筆塗りも...

ある日友人から電話がかかってきました。
友「ブログみたぞ。友達にガンプラプレゼントしたらしいやん。俺も欲しい。くれ。」
私「まかしとき。何がええ?」
友「そうやな、ギャ」
私「ギャンは駄目。前に作った。同じ理由で、ザクとグフも駄目。」
友「えらい限られてくるな。ほなドムでどうや?」
私「おk。ただしブログでゼロ戦作ってる最中やから4月な。」
友「汚く作ってくれ、」
私「は?」
友「徹底的に汚してくれ。もうボロボロに」
私「りょーかい。まかしとき!」

、、、私、あんまり汚し塗装得意じゃないんですよねえ。しかし、大見得切った手前汚しまくらにゃならなくなりました。
と、いう訳で今回のお題は汚いドム。ドムってなによ?って方。ガンダムの映画版Ⅱは見ましたか?見てないならとっとと見てください。さあ、ハリー!ハリー!

はい。見ましたね。黒い三連星強敵でしたね。ただ、今回作るのは普通の一般兵が乗ってた、という想定です。黒い三連星仕様だと、新品だからあんまり汚れてるはずはないんです。その辺、私こだわります。
さて、そもそも汚し塗装とは何でしょうか。兵器は使ってるうちに塗装が剥げたり、泥で汚れたりします。これをプラモデル上で再現するのを汚し塗装といいます。なかでも風雨による劣化や泥など自然の汚しをウェザリングといいます。
汚し塗装をする際は実際に使われていた環境を想定して行います。今回は太陽光で色あせした感じにしたい、と思います。ドムは10月に配備され、1月に終戦となった、という設定ですから、普通のところじゃ色あせしてるはずはありません。太陽光の強いところ、、、。赤道か南半球ですね。うーん。アフリカ?となると、砂漠?けどパリダカの車両の写真をみると砂汚れはあまりついてない。砂がさらさらしてるんですかね?じゃあ汚れない。ほんじゃナイル川周辺で展開していた設定にしよう!そしたら水垢も泥汚れもつくはず!
と、いろいろ考えました。こういうの考えてるだけでも楽しいです。
脳内設定が完了したので、まずは配色を決めます。色あせ仕様なんで、全体的に薄い色をつや消しで。じゃあ、本来のカラーに白を強めに混ぜるか、それっぽい色を探します。
黒はシャア専用ザクで使ったファントムグレーの残りを使うことにしました。紫は白に紫をたらす程度で。グレーはニュートラルグレーをそのまま使います。関節は黒っぽいグレーに。赤はモンザレッドにします。全てつや消し材のフラットベースを混ぜときます。
設定外の塗装は色々と考えなければなりません。あー楽し。

ここからやっと、今回の本題です。
キットを作るのはさほど難しくはないでしょう。シャア専用ザクと同じ要領で組んでいきます。
そして塗装は全てエアブラシで行います。このキットは1パーツ1色の構成になっているので、ゼロ戦みたく塗り分けは必要ありません。べた塗りでOK.
汚し塗装する場合でも、元の塗装を手を抜いてはいけません。汚いの意味を履き違えないよう、まずは美しくぬりましょう。
まずは、じっくり説明書を読んで、と。うーん。パーツ数の少ない赤から塗ることにします。

赤のパーツを全て切り出すので、番号がわからなくならないようにマスキングテープに油性ペンで番号を振っておきます。

また、猫の手でパーツがつかめないようなものは、塗装しなくてもよい部分に猫の手をマスキングテープで固定します。

切り出して、塗装準備完了。

1番最初に下地作りとしてサーフェーサーを吹きます。

これまでちょろちょろ話だけは出ていたサーフェーサー。サーフェーサーってなんぞや?

極々薄い溶きパテのようなものです。溶きパテと違って、うすめ液で拭き取れますが。
利点としては
・パテやペーパー等で処理してできた傷を隠す。例えば、800番のペーパーで処理した後に、1000番のサーフェーサーを吹くとパーツ全体が1000番仕上げの状態になります。
・パーツ全体がつや消しグレーになるので、傷や合わせ目処理の失敗を発見しやすくなる。
・塗料のノリをよくする。メタリック塗料等、プラスチックに相性の悪い塗料の食いつきが若干よくなります。
・パーツの成形色が塗りつぶされるので、成形色と異なる色の発色がよくなる。
まあ、いいことばかりじゃありません。
・成形色と同じ色を塗るのは無駄(なような気がする)
・濃く吹きすぎると薄いモールドが埋まって浅くなる。
・パーツをもっとつやつやにしたいときはより番手の大きなサーフェーサーを吹くかペーパーがけが必要。
なんで、サーフェーサーを吹くかどうかは状況によって変えましょう。
今回は外装部のみサーフェーサーを吹き、内部メカは吹かないことにします。


サーフェーサーはこの後も使うので、大きなビンにあらかじめうすめ液で薄めたものを大量に作っておきます。普通の塗料より薄めに作っていいと思います。


前回、書き忘れましたが、塗料をハンドピースのカップに入れる際は、写真のようにつまようじやランナー、かき混ぜ棒などに垂らす感じで行います。でないと、塗料ビンから結構こぼれてしまいます。

で、サーフェーサー吹いたものがこちら。

1度塗りです。サーフェーサーは厚く塗る必要がないので、多くて2度塗りで十分です。色が乗っていれば十分って感じですね。
これが完全に乾いたら本塗装に入ります。

次回

プラモ作ろう ~ フラットベース
前回塗料に混ぜるタイプのつや消し材をフラットベースといいます。非常に小さい粒子が入っていて、その粒子が光を乱反射するため、つやが消えるって寸法です。光沢の塗料をつや消しにするには30%弱、半光沢にす...

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