前回

スミ入れは諦めたので、制作を進めていきます。
残った部分を全て切り出して塗装しました。

とても細かい塗り分けが必要になるので、極細の筆を使います。

これくらいの筆がないと無理です。幅1ミリくらいの部分もありますからね。
足回りは機体を支える部分なのにすごくもろいです。脚部を収納するふたの部分に至っては接着ピンすらなく、ほんとに接着剤で引っ付けるだけ。がっちり接着しないとポロポロ落ちます。この部分は瞬間接着剤のほうがいいかもしれないですね。足は主翼に垂直ではなく、立たせたときに逆ハの字になるように気を付けましょう。
残りも細かいパーツが多いですが、もう合わせ目処理などはないので目を凝らしながら組んでいきます。
前から気になってたんですが、足の収納スペース、説明書通りの塗料を使っているんですが、ほんとにこんな鮮やかな色なんですかね?

塗装最後の大仕事、キャノピーです。クリアパーツに1ミリくらいの幅で塗装することになります。基本はマスキングテープで非塗装面をカバーして塗装するのですが、こんなに細かくテープを切り出すのは非常に難しいです。これも人によって流儀は様々ですが、今回は最も簡単な方法をとりたいと思います。
キャノピーのスジをよく確認して、3ミリ程度のテープで横方向のみマスクします。結構大変ですが、スジにあわせた直線なので、トライアンドエラーをくりかえして確実に貼っていきましょう。

マスクし終わったら必要な部分を塗装します。

乾燥したらテープをはがすとこのとおり。

横方向のラインはきれいに入りました。はみ出た部分は極細筆か先のとがった綿棒を使ってうすめ液で拭き取ります。
次は縦方向。そして斜め方向。同様の作業を繰り返します。で、完了したのがこちら。

結構きれいに塗装できているかと思います。
この方法の欠点ですが、とにかく時間がかかる。マスクして塗装して乾燥させる。乾くのを待って、またマスクして、、、。半日かかりました。あとはラインが重なる部分の塗装が厚くなることですね。まあ仕方ないです。
このゼロ戦は問題なかったですが、ラインが曲線の機体もあります。その場合はこの方法は使えません。
全てのパーツを組み終わりました。あー、疲れた。完成までもう一歩です。

次回

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