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接着剤が乾いたら合わせ目処理を行います。飛行機キットの合わせ目処理は非常に難しいと感じます。これができれば中級者を名乗っても良いと思います。私はいつもここで失敗するので、飛行機に関しては中級者を名乗れません。初級者の方は敢えてこの処理を行わなくても構わないと思います。

何故難しいか?合わせ目にモールドが被っているのです。飛行機はモールドがかなりうすいので、合わせ目処理をするとモールドが消えてしまうのです。こうなるとモールドを掘りなおすしかないんですが、これがまた難しい。本来のモールドとずれてしまったり、太さが合わなかったり。
書籍にしてもネット検索にしても、ここはさらっと流してるんですね。と、いうことは本当は簡単なことなのでしょうか?
まあ、失敗を恐れずとりあえずやってみることにします。
まずはパテ埋め。できる限り細く塗ってやります。今回は通常のパテが切れてしまったので、タミヤホワイトパテを使用しています。溶きパテじゃないですよ。


で、乾燥したらペーパーがけをするわけですが、できうる限りパーツは削らずパテのみにペーパーを当てて削ります。もちろんモールドを消さないためです。羽根の付け根は逆エッジなのでペーパーかけづらいですが、竹串などにペーパー巻いて削ってやりましょう。

1000番までペーパーがけ完了しましたが、パテで埋まったいたり、ペーパーがけでモールドが消えてしまいました。

この消えたモールドをデザインナイフで彫りなおしてやります。曲線のモールドはなかったので元のモールドのあとにナイフを押し付けてぐりぐり、と。

一応モールドは復活しているように見えます。でも目視ではちゃと彫れているかわからないですね。実際に色を塗ってみないことにははっきりしません。はてさてどうなることやら。
次回

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