プラモ作ろう ~ 筆塗り塗装

前回

プラモ作ろう ~ 合わせ目処理
前回今回は、パーツとパーツを接着した合わせ目を消す工程です。 前回、水性トップコートが塗ったので、これをはがしてからの作業となります。合わせ目を消した後、ラッカー塗料で塗装をするので、水性アクリルの上には上書きできないので...

全ての工作過程が終わりましたので、やっと塗装にはいります。今回は筆塗り塗装を行います。基本は大事ですからね。
まずは筆の紹介から。

左から面相筆、丸筆、平筆、平筆大です。それぞれ、極小、小、大を塗る際に使います。筆もお値段ピンキリですが、高い筆はやっぱり塗りやすい。私は面相筆のみ高い筆を使っています。普段はエアブラシ塗装なので、平筆は出番があまりないのです。

次に塗料。

せっかく純正があるのでガンダムカラーを購入しました。が、説明書に載っているカラー紹介と実際に販売している塗料の名前が違いました。ちょちょいと調べて以下の通り変更。

ガンダムカラーレッド6 →レッドブラウン
ガンダムカラーレッド3 →ガンダムカラー MSシャアピンク
ガンダムカラーファントムグレー →そのまま
ガンダムカラーグレー7 →ニュートラルグレー
レッドはそのまま
ヒートホークなし

グレー7は色を混ぜて作るしかないのですが、めんどくさいのでニュートラルグレーにしちゃいました。私はガンプラではこのように指定色そのままではなく、似た色で代用することが結構多いです。手を抜きと言われればそれまでですが、まあええやん。
ヒートホークは今回装備させないのでパス。

まずは塗料をかき混ぜます。ビンの底に顔料がたまっていますので、掻き出すようにぐりぐり混ぜましょう。専用のかき混ぜ棒が売っているのですが、私は基本余ったランナーで代用しています。洗う手間もないし、使い捨てできますので。かき混ぜ棒を使うのはメタリック塗料のときくらいですかね。

塗装する際、塗料の濃度が重要になってきます。

左は塗料が濃すぎの場合です。かき混ぜ棒から落ちる塗料が水滴ではなく糸を引くくらいの濃さです。写真ではわかりにくいですが、筆の跡の縦スジができてしまっています。また塗料が乗りすぎて乾燥後、塗料が垂れた状態になりやすいです。うすめ液で濃さを調整しましょう。
中はちょうどよい濃さです。濃さとしてはだいたいサラダ油くらいの粘度でしょうか。筆跡も残っていません。
右は薄すぎです。塗料が全然乗ってなく、場所によって濃淡ができてしまっています。こうなると、同じ色で濃い塗料を足すか、埃の入らない場所でしばらく放置して溶剤を揮発させるかしかありませんね。

いざ、塗装に入る際、以前紹介した「猫の手」が非常に便利です。

パーツの裏側に出っ張りに挟んで塗装します。これを発泡スチロール等に差して乾くのを待ちます。が、発砲スチロールって結構邪魔ですので、私はこれを使っています。

素材に対してお値段高すぎじゃね?と思いますが、これも超便利。ご覧の通りピンクのパーツを全て一気に塗ることができました。

さあ、やっと実際の塗装にはいります。
筆の先を塗料にちょんとつけてやります。ドボンとつけてはいけません。そして塗料ビンのふちで余分な塗料をしごきます。塗料がつきすぎていると分厚くなる場所が出来てしまいます。
まずは丸筆で細かい部分から塗ります。塗る、というより塗料を「置く」感じで塗装します。はみ出さないよう慎重に。

それから広い部分の塗装ですが、以下の点に留意してください。
・筆でパーツをなでるように塗る。すーっと入ってすーっと出る。筆がパーツに当たる際、ちょっと筆が止まりがちですので気を付けてください。
・塗り始めたら一気に最後まで筆を動かす。途中で筆を止めたり跳ねたりしてはいけません。途中で塗料が薄くなっても気にしない。
・エッジのあるパーツは逆側に塗料がこぼれてしまうことが多いので注意する。多少のこぼれなら問題ありませんが、筆に塗料が多くつきすぎている場合は「垂れ」になってしまいます。エッジで塗料をしごく感じになってしまうのです。垂れるくらいならエッジに塗り残しがあるほうがましです。塗り残しがでたらあとで逆方向からもう一回塗ってやればよいのです。
・塗装面に泡ができることがあります。本当は良くないのですが、私はすぐに筆で泡をつぶしてやります。筆むらが出やすくなるのですが、、、。もしくは十分乾燥させてから番手の細かいペーパーで削り落とします。
・塗料を塗り終わったら十分乾燥させる。私は2~3時間ほど乾かします。乾燥する前に2度塗りするとぐちゃぐちゃになってしまいます。
・乾燥後、垂れがあったらうすめ液で拭き取るか番手の細かいペーパーをかけてやって垂れを消します。そのうえで1度目と直角方向に2度目を塗ります。塗り方は1度目と同じです。
・塗り残しや塗料が薄い部分がある場合は3度目を塗ります。これも2度目と直角方向に塗っていきます。

普通3回程度で塗り終わることと思います。ただ、言葉でいうほど簡単じゃない。広面積の塗装は筆むらができやすいです。同じ塗料濃度で同じように塗っても筆むらができてしまいがちです。
これはスパイクショルダーの塗装ですが、むらもなく理想的に塗れています。

これはシールドの塗装ですが、よく見ると筆むら、垂れが出来てしまっています。

こうなると修復不能ですので、塗料をうすめ液でぬぐい取ってはじめから塗りなおすしかありません。今回は30㎝の距離からだと目立たない程度ですのでまあよしとします。本当はやり直したいのですが、こんなふうになることもあるよ、という例として残しておきます。

使った筆は根元まできれいに洗っておきましょう。筆洗い専用のビンにツールクリーナーを入れて、湿らせては拭き取る、湿らせては拭き取る、を繰り返すとツールクリーナーがそれほど汚れなくてすみます。ビンのなかに筆をつっこんでぐしゃぐしゃ、とやると筆が痛みますので、気を付けましょう。

慣れないうちは失敗することが多いと思いますが、こればっかりは経験を積むしかありません。頑張っていきましょう。もっとうまくなりたいなあ。

補足。溶きパテを使用した部分に結構接着線が残ってしまってました。これは使い方が難しい素材ですね。基本タミヤパテを使っていくことにします。

次回

プラモ作ろう ~ スミ入れ(その2)
前回塗装も終わりました。 あとは仕上げにスミ入れを行いましょう。パチ組みで使用したガンダムマーカーはラッカー系ですので、ラッカー系で塗装したキットには使えません。エナメル系塗料を使います。 塗料をうすめ液でかなり薄めたもの...

コメント