前回

前回、適度に薄汚れたドムが仕上がった訳ですが、
「ただ、そろそろ実用に耐えませんって感じでなくて、廃棄が近いとはいえ「まだだ、まだ終わらんよ!」て感じは失わずに頼む。」
と、友人からメールが。またまた難しい注文が入りました。
そういう訳で、いろいろとダメージを受けたっつー表現を行います。やっぱり戦闘メカな訳ですから敵からの攻撃も受けてたりした方がリアルっぽいってことです。
でも、もったいねえっ!丹精込めて作ったキットにキズをつけていく訳ですから躊躇しますね。失敗したら取り返しつかないし。でもしょうがねえ。やるかっ!
まずはどういったダメージを受けているかイマジネーションを働かせます。今回は攻撃を受けてはいるものの小破には至らず、まだまだ修理せずとも稼働する、っつー方向で行こうと思います。あんまり壊すと大変だし。
せっかく実家に戻ったのに、リュータっていう工具を持って帰るの忘れました。歯医者さんがキュインキュインするあれです。あれがあると小さいダメージ表現が楽になったのになあ。まあぼやいててもしょうがない。手持ちの工具で何とかしますか。
・左折失敗
走行してる最中、左側を岩かなんかにこすっちゃった、ってのをあしらってみようと思います。自動車でもやらかしちゃうアレです。多分、上官には怒られたんじゃないかと、っつう想定です。これは簡単に鉄やすりでゴリゴリと削ってやります。

なんか思った通りいきませんでした。なんかこう、しっくりこない。これなら塗装だけで表現できたんじゃねえの?と、ちと後悔。まあいいや。次に進みましょう。
・GMに斬られたけど、ギリギリセーフ
連邦のGMと白兵戦やって、ビームサーベルで斬られたけど、胸部アーマーのおかげで事なきを得た、ってのを想定しました。はんだごてで、えいやぁっ!とたたっ斬ってやりたいところですが、じわーっとそーっと撫でるように斬ります。不自然になった部分はデザインナイフで整形しました。

ちなみにはんだごてはこれを使ってます。
乾電池で使えるので、短時間の作業や電源の無いところでの作業に適しています。エネループとか充電電池でも使えるので、コスパは悪くありません。ケーブルがないので、取り回しも楽ですし。
・弾痕
歩兵や装甲車なんかでのロケットランチャーを喰らったってのを想定しました。ビームライフルなんか喰らった日にゃ最低でも小破は免れないでしょうし、ある程度の火力のある武器で喰らわないとダメージ与えられないし。
弾痕が目立つように裏側が赤のスカートと、右のふくらはぎの部分に被弾したってことにします。斬りキズと同様にはんだごてでズガーンと穴をあけます。

ふくらはぎの弾痕、ちょっとでかすぎましたね。まあしゃあない。なんか予想より地味になっちまいました。でもこれ以上穴あけるのもなんだしなあ。うん。よしとしよう。
擦り傷と穴の部分は成形色が露出しているので、塗装が必要です。ま、これは次回に。


次回

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